ベンダーやメーカーへは、発注データが流される。
受注、仕分け、配送、売り上げの管理はすべて一元的に行なわれており、ベンダーやメーカーとSE本部との間では会計データや双方向問い合わせ情報も共有化されている。
こうした情報の流れをどう活用するかは店の、あるいはベンダーの考え方ひとつだ。
しかしSEの基本姿勢である「イノベーション(自己変革)」は、情報システム・改善にも十分に読みとることができる。
ISDNを活用するSEがISDN(サービス総合デジタル通信網)を導入したのは3年のことだ。
従来の電話回線を使った通信網は、大量のデータを素早く送るには適していなかった。
NTTがSEと共同で構築したISDN網では、光ファイバーを使ったデジタル通信を基本としている。
デジタル通信は今でこそ携帯電話やPHSの普及、インターネットの普及によって一般の人にもなじみある言葉になったが、当時はまだまったく先の見えない新技術のひとつでしかなかった。
だが、ISDNなら電話、ファクシミリ、データ通信がすべて同じ回線で高速に行なえる。
従来の電話回線のおよそ刈倍のスピードで送信できるうえ、1回線で2端末までが同時に通信可能になった。
店舗の情報を機動的にとらえ、「考える発注」を積み重ねることで、小売店経営は先端技術化するNTTがSEに協力したのは、ISDN普及のために、大手のユーザーの利用によってインフラとしての光ファイバー網づくりを進めようとしたからだ。
その狙いは、いまのところ当たっている。
というより世の中のほうで、急激にデジタル通信への要求が高まり、2010年までには一般家庭にもISDN回線が普及すると予測されている。
SEの目のつけどころは、まさに的を射ていたわけだ。
ISDN網を使えば、高機能で双方向のPOSレジの活用も可能だ。
たとえばチケット予約や料金支払い代行の処理を双方向通信を使って行なえる。
それだけでなく、本部へのデータ送信も短時間に高密度の情報を送ることにより、翌日には全店舗のPOSデータを分析することが可能になった。
これをきっかけに、SE本部は各部門ごとに縦割りだった情報をデータベース化し、どの部門からでもアクセスできるようにした。
これで本部の機動性がアップし、マーチャンダイジングに役立つようになったという。
日販平均舶万円という驚異的な小売店ネットワークを築き上げた。
SEを訪れる客は、全国で毎日600万人ほど。
美容室 求人をめざして、進化する美容室 求人にむけた広報活動を積極的に行ってまいります。